CDジャケット『あばれ川/乗りかかった舟』

前回は曲のテーマについて、一人語りしたので、今回は『あばれ川/乗り掛かった舟』のジャケットのことをつらつらと。


コンセプトは「人体 プラス 〇〇」。

『あばれ川』は、人体を日本列島に見立てて、曲のテーマである日本の川をランダムに配置。

『乗り掛かった舟』は乗りかかった危うい舟で後悔の航海に出る、がテーマなので人体を大陸に見立てて、海流に浮かべました。

日本の河川図が毛細血管のように見える、みたいな記事を以前ネットで見かけたことがあったけど、なんかフォルムがドラマチックだなぁと。


色のコンセプトは『あばれ川』が動脈の赤、『乗り掛かった舟』が静脈の青。

人体の向きは『川』タテ、『舟』ヨコ。


こんな感じで人体を軸に、統一感を持たせて仕上げてもらいました。

今回もレイアウトは高校の時のからの友人で、プロで仕事しているゴウダクミが担当。


毎度毎度ですが、わたしが起こしたテキトーラフ画を元に、

1を一度に80くらいまでに、最終的には100越えまで持って行ってくれる、強い味方です。

コンセプトを共有するのに重要な「感覚」が合う。



さすが高校時代、ガンズのコピーバンドを一緒に組んでいた仲だけあります 笑!




中ジャケ(歌詞カード)の背景も、スッキリながらも隠れキャラがいるので、是非探してみてください♪


CDでリリースと言えども、大体はiTunesやWALKMANに収まってしまうのでしょうが、

盤の顔となるジャケットにはやっぱりこだわっていきたいですね。


CDのことを、配信などの「degital」の対義語で「physical」と言うそうですが、

ライブ会場でお手に取り、オリビア・ニュートンジョンばりに是非ぜひ


「Let's get physical,physical」


してください。


ウランバナ'極実(キワミ)

ウランバナアーカイブ(Ullamvana Archives)

「リコーダー×ロック=ウランバナ」 日本では教育楽器として長い間使用され、 時におもちゃのように扱われてきたリコーダー。 いい意味でも悪い意味でも日本人に親しみのあるあの音色が、 バロック時代と昭和、平成を経て令和、なおロックと融合中。 ベースの弦をこすり、ドラムの皮をつっつき、 リコーダーの穴をまさぐり、ロックを喘ぐ。

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